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2歳児に大切なこと

2歳児に大切なこと

 2歳になると、自分の足で自由に歩いたり、走ったり、跳ねたりと運動能力が急激に伸び、2kmは歩けるようになってきます。この時期に自然のなかで思いっきりあそび、たくさんの発見や感動体験をすることで、さまざまな活動への意欲の高まり、すなわち、意欲的に取り組む力を育むことに繋がっています。
 この時期から同年齢の子どもたちとあそぶことで、あそびから得た学び、知り・理解してきたことが、その直接体験から総合されていきます。
 言葉がぐんぐん伸びてきて、頭の中でイメージを膨らませるようになる2歳児は、あそびを通してたくさんの人と言葉を使い自分を表現することでさらに言葉が充実していきます。
 フランス革命時代を生きたルソー(200年余り前)は、子どものあそび、特に乳幼児期のあそびの重要性を指摘しています。あそびに没頭し、身体が疲れるまであそぶことのできる子どもは、忍耐強く、心が豊かで、他人や自分の幸せを大切にする人へと成長していきます。

 柿の木幼稚園では、子どもたちがあそぶ遊具を、できるだけ自然素材(木・土・水・鉄)の物にしています。柿の木幼稚園は、急ぐ幼児教育ではなく、直接体験となるあそびを重視し、広い園庭で、たくさんの仲間とのあそびを通して、心も身体も豊かに成長できる教育を目指しています。
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